JFレポート 2019年度食料自給率、食用魚介類は低下 2020.8.25 JF全漁連編集部 印刷する JF全漁連Sakanadia編集部です。 今回は、このほど農林水産省から発表された2019年度の「食料自給率」の概要などについて、ご紹介します。 ▼Sakanadia関連記事 2020年度食料自給率は過去最低水準、新型コロナの影響か? * * * 総合食料自給率は10年前から40%以下に画像素材:pixabayそもそも、「食料自給率」とは、国ごとに食べている食料のうち、どのくらいがその国内で生産されているかという割合を示す指標。 その示し方は、単純に重量で計算することができる「品目別自給率」と、食料全体について共通の「ものさし」で単位を揃えることにより計算する「総合食料自給率」の2種類があります。 昭和40年度以降の食料自給率の推移(農林水産省)日本の総合食料自給率(カロリーベース)について見ていくと、1965年度は73%でしたが、2010年度には40%を下回り、先進国で最低水準となっています。 食料自給率の低下の要因については、食生活が大きく変化し、国内で自給可能なお米の消費が減少する一方、国内では生産が困難な飼料穀物(トウモロコシ等)や大豆等を使用する畜産物や油脂類の消費が増加したことなどが大きく影響していると言われています。 ちなみに、最新の2019年度の総合食料自給率(カロリーベース)は、小麦の収穫量が増加したことなどにより、対前年度から1ポイント上昇の38%となりました。 食用魚介類の2019年自給率は56%画像素材:pixabay2019年度の水産物の自給率は、食用魚介類(重量ベース)が56%となり、前年度から3ポイント低下。海藻類についても魚介類同様3ポイント低下し、65%となりました。 重量ベースの自給率は、【国内の生産量÷国内の消費仕向け量】で求められます。 自給率が低下した要因について、食用魚介類は国内のサバ類、サンマ等の不漁など、海藻類は国内生産量の減少率が国内の消費仕向け量を上回ったことなどが挙げられます。 また、国民1人あたりの魚介類消費量は、「生鮮・冷凍」が前年度から1kg減の7.8kg、「缶詰」が前年度と同じ1.4kg。海藻類は0.1kg減の0.8kgでした。 食料自給率を高めることが大きな課題画像素材:農林水産省日本は、農林水産物・加工品などの輸入額が輸出額よりも多く、その規模は世界最大です。 しかも、特定の国への依存が高く、世界の食料需給の影響を受けやすい状況にあり、食料自給率を高めることが大きな課題になっています。 JF全漁連はじめJFグループの大きな使命は「国民への国産水産物の安定供給」です。 今後もおいしい国産水産物を多くの皆さまに食べていただけるよう、さまざまな取り組みを行ってまいりますので、是非、皆さまも国産水産物を味わってください。 国産水産物の産直通販は▶JFおさかなマルシェギョギョいち※全品送料無料 JF全漁連編集部漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebookこのライターの記事をもっと読む
漁村・水産業の若きリーダーとなる3人が入学 組合学校2024年度 第85期 入学式漁協(JF)職員を養成する全国漁業協同組合学校(千葉県・柏市)は4月9日、第85期生の入学式を行いました。 本年度は北海道から2人(新卒者)、兵庫県から1人(現職者)の計3人が入学しました。 本年度、2024.4.24JFレポートJF全漁連編集部
35年間で120万本以上の植樹を実施! 北海道で「お魚殖やす植樹運動」開催この情報は、北海道漁業協同組合連合会(JF北海道ぎょれん)からの提供です。 * * *2023.7.27JFレポート全国の漁連・漁協
利用しながら守る、保全のこころ―シンポジウム「里海保全の最前線」レポート―2月8日、東大安田講堂に約550人が詰めかけたシンポジウム「里海保全の最前線」(主催:JF全漁連、全国内水面漁連)。 そこには、全国各地の海辺や川辺で環境保全活動などに取組む漁師や市民のほか、その活動2020.2.21JFレポートJF全漁連編集部
長崎県漁青連の「煮干しの水族館」は今年も大人気! 第40回長崎さかな祭りこの情報は、長崎県漁業協同組合連合会(JF長崎漁連)からの提供です。 * * * 第40回長崎さかな祭り(主催:長崎さかな祭り運営協議会/一般社団法人 長崎魚市場協会)が10月15日に長崎2023.11.15JFレポート全国の漁連・漁協
兵庫で1986年から続く資源保護活動「ガザミふやそう会」、7/31まで会員募集中この情報は、兵庫県漁業協同組合連合会(JF兵庫漁連)からの提供です。 * * * 資源豊富な大阪湾・播磨灘を取り戻すため、JF兵庫漁連は自然と調和のとれた漁業を目指して活動しています。活動2024.7.22JFレポート全国の漁連・漁協
第49回「青森の海と川をきれいにする運動」この情報は、青森県漁業協同組合連合会(JF青森漁連)からの提供です。 * * * この運動は、ホタテガイの養殖が盛んになってきた陸奥湾をいつまでもきれいに守っていくために、JF青森漁連とむ2022.5.19JFレポート全国の漁連・漁協